衣類はリサイクルできるものが多いので、収集の方法は自治体により大きく異なることがあります。大分市では不要になった衣類をどうやって処分すればいいのでしょうか?リサイクルやリユースにくわしい不用品回収業者が解説します。
不要になった衣類はリユース・リサイクルできます
家庭で不要になった衣類。成長するスピードが速い子どもの服は、とくにもったいないですよね?ほかにもサイズが合わなくなってしまったお気に入りの服、購入してみたけれどもなんとなく気に入らなかった高価な服などは、まだまだ着られますから、ただ処分するとなるととてももったいないものです。
皆様ご存じのように、衣類はリユースやリサイクルできます。リユースとは売却やタダで譲渡することでそのまま活用すること。リサイクルとは形を変えて再利用することです。
衣類をリユースするには?
汚れや傷みがほとんどない子ども服やブランドの衣類であれば、ネットオークションやフリマアプリを利用して売却することを考えてみましょう。多少の手間はありますが、ニーズのあるものであれば比較的かんたんに売却できるはずです。
ブランドの高価な衣類であれば、ファッション関連の買取専門店を利用してもいいでしょう。
ノーブランドの衣類は状態が良くてもそうかんたんに売却できない可能性が高いので、地域掲示板やフリーペーパーなどを利用して譲渡してみてはいかがでしょうか?
大分エコライフプラザに持ち込む
大分エコライフプラザに衣類を持ち込んでリユースに回すことが可能です。大分エコライフプラザは、受け入れた古着を無償で譲渡するなどの活動をおこなっています。
・大分エコライフプラザ
住所:大分市大字福宗618番地 電話:097-588-1410
※9時から17時にオープン(月曜休み・月曜が祝日の場合はその翌日以降の平日が休み)
衣類をリサイクルするには?
衣類をリサイクルする方法で誰もが利用しやすいものといえば地域の資源回収でしょう。大分市では、市が民間業者に委託して衣類を回収しています。これについてはこのあとにくわしく解説します。
大分市で衣類をリサイクルのために処分する方法
家庭で不要になった衣類を大分市でリサイクルのために処分する方法はいくつかあります。
大分市の収集サービスを利用する
大分市は、資源として衣類を収集しています。月に2回の収集日(古紙・布類)がありますが、鶴崎地区と萩原地区では収集がないので、自治会がおこなっている資源回収を利用してください。
出せる衣類
古紙・布類の収集日に出せる衣類はきれいなものであることが大前提です。汚れがあるとリサイクルできないからです。
そのほかにも出せない衣類があります。下着やスーツ、制服、体操服、着物などは出せません。綿や羽毛入りの製品もリサイクルできないため出すことができません。
出し方
古紙と布類は分けて出すことになっています。衣類は衣類だけで45リットル以内のサイズの袋に入れてステーションに出してください。
協力事業者に衣類を持ち込む
大分市内には、数が少ないもののリサイクル可能な衣類を受け入れている協力事業者があります。詳細は大分市の家庭ごみ分別事典で確認してください。
販売店の回収ボックス
ファッション衣料の量販店が自社製品を回収するためのボックスを店内に設置しています。大分市内の店舗にも回収ボックスが設置されているので、その販売業者と系列店の製品であれば、ボックスに投入して処分できます。
大分市でリユース・リサイクルできない衣類を処分する方法
リユースやリサイクルに適さない衣類は、すべて「燃やせるごみ」として処分することが可能です。大分市は燃やせるごみを週2回収集しています。市の有料指定ごみ袋に入れて、ごみステーションに出してください。
不用品回収業者を利用して不要な衣類を処分
不用品回収業者も不要な衣類を回収することが可能です。
衣類そのものの量が多いとき、また衣類のほかにも処分したい家財があるときは、不用品回収業者の利用がおすすめです。処分費用はかかりますが、分別する必要がないので作業がとても楽になります。
リユースが可能な衣類については、業者が買い取ってくれることもあります。不用品回収業者はリユースやリサイクルにくわしく、買い取ってくれなかった場合でも、リサイクルできるものは確実にリサイクルに回しているので、資源をむだにすることもありません。
まとめ
大分市は衣類のリユース・リサイクルに力を入れています。
リユースの場合は個人売買や業者に査定を依頼して売却できるほか、大分エコライフプラザに持ち込むことが可能です。
リサイクルの場合は月に2回ある「古紙・布類」の収集日を利用しましょう。
大分えびすサポートは、家庭の不用品を処分するお手伝いをしています。不要な衣類の処分にお困りの方は、ぜひご連絡ください。