大小さまざまなサイズがあるカーペット。カーペットは丸めてもそこまで小さくはない(というか長さがある)ため、不要になった場合、なかなか処分しにくいものです。
この記事では大分市におけるカーペットの処分方法を紹介しています。市民の皆様の参考になれば幸いです。
大分市ではカーペットは何ごみ?
カーペットは全般的に見ると「粗大ごみ」の分別区分に指定されていることが多いようです。冒頭で紹介したように、カーペットは丸めても細長くなってしまうため、多くの場合、ごみ袋には入りません、
それでは、大分市に目を向けてみましょう。
実は大分市ではカーペットは「燃やせるごみ」です。
ただ、大分市が発行している「家庭ごみ分別事典」には以下のような注記があります。
「ごみ袋に入らなければ、1辺50cm以内にして直接持ち込むか、有料収集を依頼」
カーペットは常識的に考えて、45リットルのごみ袋に入るような代物ではありません。一部のごく小さくてやわらかいラグのような製品ならごみ袋に入れられるかもしれませんが…ということは、ほとんどのカーペットは、自ら裁断してごみ処理施設に持ち込むか、市に戸別収集を依頼してください…ということになるでしょう。
大分市でカーペットを処分する方法
大分市では以下の方法でカーペットを処分できます。
・燃やせるごみ
・裁断してごみ処理施設に持ち込む
・大分市に戸別収集を依頼
・不用品回収業者に収集を依頼
このように、大分市にお住まいの方は、市のサービス以外に不用品回収業者を利用してカーペットを処分することが可能です。
燃やせるごみ
大分市が言うように「燃やせるごみ」として処分できるカーペットは限られます。燃やせるごみとして処分できるのは、45リットルサイズの指定有料ごみ袋に入るものか、完全には入らないけれどもおおむね入るものです。袋から少しはみ出てしまう場合はガムテープなどで留めます。この条件に当てはまるカーペットであれば、地域に週2日設けられている燃やせるごみの収集日に、ごみステーションに出して処分することが可能です。
裁断してごみ処理施設に持ち込む
燃やせるごみとして処分するには大きすぎるカーペットは、大分市のごみ処理施設にご自身で持ち込んで処分することが可能です。
ただし、先ほども触れたとおり50cm四方以下のサイズに裁断する必要がありますし、当然のことながら車(自家用車)が必要です。
以下のごみ処理施設がカーペットを受け入れています。
・佐野清掃センター
住所:大分市大字佐野3400番地の10 電話:097-593-4047
・福宗環境センター(リサイクルプラザ・鬼崎埋立場)
住所:大分市大字福宗618番地 電話:097-588-0113
※祝日を含む月曜日から土曜日の8時30分から16時30分(12~13時は昼休み)に持ち込み可能
※10kgまでごとに35円の手数料がかかります
大分市に戸別収集を依頼
燃やせるごみとしては処分できない大型ごみに該当するカーペットは、市に戸別収集を申し込んで処分することも可能です。利用する場合はまず地域を管轄する以下の窓口に電話をしてください。
・東部清掃事業所 097-523-0322
・西部清掃事業所 097-541-5473
・佐賀関支所 097-575-1122
大型ごみの戸別収集は、最低でも料金が1,960円に達しないと利用できません。電話でごみの品目がカーペットであることを伝えて、担当者に相談してください。
大分市は戸別収集の料金を収集時に徴収しているため、収集に立ち会う必要があります。収集場所は通常、玄関やエントランス前を指定されますが、周辺環境によっては少し離れた場所が指定されることもあります。
不用品回収業者に収集を依頼
家庭を対象にサービスを提供している不用品回収業者にカーペットの収集を依頼することも可能です。以下のような状況のときは、迷わず不用品回収業者を利用することをおすすめします。
カーペットを裁断したり運んだりすることが難しい
すでにお話をしたとおり、ごみ処理施設に持ち込む場合は「裁断」と「運搬」という大きな作業を自分でこなす必要があります。
戸別収集を依頼する場合でも、多かれ少なかれ、重量のあるカーペットを自分で運搬しなければなりません。これは人によってはかなりの重労働です。
カーペットを裁断したり運んだりすることが難しい場合は不用品回収業者を利用しましょう。屋内からの搬出作業も含めて業者のスタッフがすべての作業をやってくれます。
カーペットのほかにも不要な家財を処分したい
カーペットのほかにも不要な家財を処分する場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。市のごみ収集サービスを利用する場合は分別しなければなりませんが、不用品回収業者を利用すれば分別の必要がないからです。物量が増えると料金的に有利になることも不用品回収業者をおすすめする理由のひとつです。
まとめ
大分市はカーペットを燃やせるごみに分類していますが、それはごく小さなものだけです。45リットルサイズの指定ごみ袋から大きくはみ出してしまうカーペットに関しては、裁断してごみ処理施設に持ち込むか、市に戸別収集を依頼して処分します。
大分えびすサポートは、不要な家財を処分するお手伝いをしています。カーペットを含む不用品の処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。