長尺物の「物干し竿」。そして金属やコンクリート、プラスチックなどさまざまな素材から成る「物干し台」。これらは処分しづらいアイテムだといえます。
これらをまとめて粗大ごみとして処分できる自治体もあるようですが、実はそういう自治体は少数派です。
この記事では大分市で物干し竿や物干し台を処分する方法を紹介しているので、市民の皆様はぜひ参考にしてください。
物干し竿や物干し台の分別区分(大分市の場合)
大分市は、材質で物干し竿や物干し台の分別区分を決めているようです。
長尺物の物干し竿は「燃やせないごみ」の分別区分に指定されています。
物干し台は部位により分別区分が異なり、支柱とコンクリート製の台座は「回収不可」、プラスチック製の水を入れるタイプの台座は「燃やせるごみ」の分別区分に指定されています。
大分市で物干し竿や物干し台を処分する方法
大分市で物干し竿や物干し台を処分する場合、大分市のサービスか民間の不用品回収業者のサービスを利用します。
大分市のサービスを利用する場合
大分市のサービスを利用する場合は、先ほどご紹介した分別区分にしたがって正しく処分しましょう。
物干し竿は「燃やせないごみ」の収集日に処分
「燃やせないごみ」に該当する物干し竿は、月に1回設定されている「燃やせないごみ」の収集日にステーションに出して処分します。長尺物の物干し竿は、長さ1m以内、直径10cm以内の束にすることで出すことが可能です。大分市指定の有料専用袋で束ねてください。どの大きさの袋を使ってもかまいません。
物干し台は部位や材質で処分方法が異なる
物干し台の支柱部分とコンクリート製の台座を大分市がごみステーションから回収することはありません。しかし、大分市はこれらをごみ処理施設で受け入れています。
自家用車を所有している方は、これらを以下の施設に持ち込んで処分することが可能です。
・佐野環境センター(支柱・コンクリート台座)
住所:大分市大字佐野3400番地の10 電話:097-593-4047
・リサイクルプラザ(支柱)
住所:大分市大字福宗618番地 電話:097-588-0113
・鬼崎埋立場(コンクリート台座)
住所:大分市大字鬼崎647番地 電話:097-541-2192
リサイクルプラザと鬼崎埋立場は福宗環境センターの一部ですが、埋立場はセンターから少し離れた場所にあります。
すべてのごみ処理場は、月~土曜日の8時30分~16時30分(12~13時は休憩)までオープンしています。
施設に搬入して処分する場合は、10kgあたり35円(10kgに満たなくても)の手数料がかかります。
なお、大分市は戸別収集もおこなっていますが、電話をしてみないと料金がわからないこと、その料金が一定以上の金額にならないと収集してくれないことから、利用しにくさがあることは否めません。一応、以下が戸別収集の問い合わせ先です。
・東部清掃事業所 電話:097-523-0322
・西部清掃事業所 電話:097-541-5473
・佐賀関支所 電話:097-575-1122
プラスチック製の台座は「燃やせるごみ」
水を入れて使うプラスチック製の台座は週に2回ある「燃やせるごみ」の収集日に処分できます。水を抜き、必ず市の有料ごみ袋に入れてからステーションに出してください。
不用品回収業者に依頼して処分
民間の不用品回収業者のサービスを利用して物干し竿や物干し台を廃棄することも可能です。市のサービスよりもお金はかかりますが、以下のようなメリットを得られます。
すべてまとめて処分できる
大分市のサービスを利用する場合は、部位や材質によりすべてバラバラに処分しなければなりませんが、不用品回収業者を利用する場合は分別する必要がないので、すべてまとめて処分できます。
ほかの不用品も処分できる
不用品回収業者は、家庭から出る不用品ならばほぼすべて回収できます。そのため、ユーザーは物干し竿や物干し台といっしょに家電や家具などのあらゆる不用品を処分することが可能です。
急いでいるときでも依頼できる
急いで処分したい場合、まとめて処分できない市のサービスを利用することはできません。不用品回収業者はまとめて回収できるうえ、24時間365日対応。ユーザーは処分しようと思ったその日に物干し竿や物干し台を処分できます。
まとめ
大分市のサービスを利用して物干し竿や物干し台を処分する場合、部位や材質ごとに分別したり、処理施設に搬入したりする必要があります。
不用品回収業者を利用すれば、すべてまとめて処分することが可能です。
大分えびすサポートは、大分市で物干し竿や物干し台を処分するお手伝いをしています。不用品の処分にお困りの方は、ぜひご連絡ください。